- 歌ってみたのMIXの依頼をしたいけどやり方が分からない
- 歌ってみたのMIX料金の相場っていくらなの?
- 歌ってみたでMIX師に渡すものって何?
- MIX師にどうやって頼めばいいの?
などで悩んでいませんか?
初めて歌ってみたのMIXの依頼をするときには何をどうすればよく分からないのは普通です。
そこでこの記事では歌ってみたのMIX依頼のやり方を詳しく解説していきます。
この通りにやれば、問題なくMIXの依頼ができますよ。
歌ってみたのMIX依頼のやり方
歌ってみたのMIX依頼のやり方は以下のステップの通りです。
- MIX師に渡すものを用意する
- 依頼するMIX師を探して連絡をする
- MIXにイメージを伝える
- 修正依頼をする
- 問題なければ料金を支払って完了する
MIX師に渡すものを用意する
MIX師に渡すものは以下の通りです。
- 本家の音源(URLでも可)
- カラオケの音源
- ボーカル音源
- ハモリ音源(あれば)
- コーラス音源(あれば)
- 参考音源(あれば)
音源を用意するときの注意点は後述しています。
基本的に音源が完成してから、MIX師に依頼する形になります。
事前に誰に頼むのかの目途を立てておくのは構いませんが、実際に依頼するときには音源を渡せる状態にしておくとスムーズなやり取りができます。
依頼するMIX師を探して連絡をする
MIX師を探すときには以下の3つの方法があります。
- SNSで探す
- 歌ってみた動画から探す
- ココナラを使う
SNSで探す
X(Twitter)で「MIX師」と検索することでMIXの依頼を受け付けているアカウントを見つけることができます。
そのアカウントに直接依頼を持ち掛けましょう。
最初の1通目で伝えるべき内容
- 自己紹介
- 依頼内容(ボーカルの人数、トラック数、曲など)
- 希望納期
- 料金はいくらか?(料金を公開していない場合)
MIX依頼をするときのメッセージ例文
はじめまして!私は〇〇と申します。
(自分のSNSやYouTubeのURLがあれば記載する)
普段歌ってみた動画を投稿しており、今回○○様にMIXをしていただきたいと思い、ご連絡しました。
依頼内容としては、歌ってみた動画用のMIXをお願いしたいです。
ボーカルは○人、メインとコーラス合わせて○トラック、楽曲は「曲名」を予定しています。
(あれば本家のURLを記載する)
希望納期は〇月〇日頃まででお願いしたいです。
こちらのスケジュールでご対応可能か、また、ご依頼した場合の料金はおいくらになるか教えていただけると助かります。
お忙しいところ恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。
歌ってみた動画から探す
歌ってみた動画では基本的にMIXをしてくれた人の名前が記載されています。
場合によってはSNSアカウントなどの連絡先が載っていることもあり、そこから連絡できます。
自分のイメージする音作りができているMIX師に依頼できるというメリットがあります。
ただし人気の歌い手の動画に関わっているMIX師の場合、MIX依頼を受け付けていないこともあるので注意が必要です。
ココナラで探す
ここまでで直接MIXに頼む方法を紹介しましたが、一番おすすめなのがココナラというスキルマーケットを利用する方法です。
なぜならSNSなどを経由した直接依頼の場合、
- お金のやり取りで揉める
- 依頼を受け付けているかどうかわからない
- 返信が遅い、もしくは返信がないこともある
などのトラブルが起こることはよくあります。
その点ココナラを通せば、お金のやり取りで揉めることもありませんし、依頼の受け付けているかもわかります。
納期を守らないような人にはレビューで悪評価がつくので、自然と淘汰されていきます。
つまりココナラを通すことで、まともなMIX師に依頼ができます。
料金も3000円~と手頃なので、一番おすすめです。
MIXにイメージを伝える
正式にMIX師に契約する前に、こちらの希望を伝えましょう。
音源とボーカルをただ合わせるだけというのもできますが、あなたのイメージ通りのMIXをしてくれるとは限りません。
はっきりとあなたの曲のイメージ伝えることで、そのイメージに合わせてMIXを行ってもらえます。
例えば
- 声を前に出して目立たせてほしい
- ラジオボイスにしてほしい
- 声をやわらかい感じで音源に混ぜてほしい
などのあなたが目指している曲のイメージを伝えましょう。
抽象的な表現でも伝えないよりかましですが、具体的な指示があった方がMIX師も再現しやすくなります。
特定のエフェクトや表現をしてもらいたい場合には、時間を指定しましょう。
例えば「38秒の(歌詞の部分を抜粋)ところのロングトーンの箇所に強くリバーブをかけてほしい」みたいな感じです。
具体的な言葉が思いつかなければ、他の歌ってみた動画で参考になる動画を伝えるのもありです。
「この曲のボーカルみたいにエフェクトをかけてほしい」みたいな感じで頼みましょう。
修正依頼をする
MIXが完了した音源を聞いてみて直してほしい個所があれば、必ず修正依頼をしましょう。
修正依頼をするときには、なるべく具体的に指摘しましょう。
具体的に指摘しないと、何回も繰り返し修正依頼をすることになり、お互いにストレスが溜まります。
また人によっては、1回の修正は無料だけれど2回目以降は有料というケースもあります。
無駄な修正依頼をしないように「どこをどう修正してほしいのか」を具体的に伝えましょう。
ちなみにMIXが下手な人に頼むと「根本的に何か変(指摘のしようがない」という場合もあるので、MIX師を選ぶときには事前に過去にMIXした曲を聞いておくようにしましょう。
問題なければ料金を支払って完了する
MIXが完了した音源を聞いてみて問題がなければそれで完了です。
振込期日があるのであれば、それまでにきちんと料金を支払いましょう。
なるべく支払いは早く済ませた方がMIX師に好印象を与えます。
歌ってみたのMIX依頼の料金相場
歌ってみたのMIX依頼の料金相場は以下のようになっています。
- 基本料金:3000円~10000円
- オプション:1000円~10000円
※オプションはピッチ修正・タイミング修正・特殊加工(ラジオボイス・ケロケロボイスなど)・ハモリ作成など
※オプションの内容が基本料金に含まれているケースもあります。
MIXの料金相場は安く済ませようと思えば3000円程度、プロにハイクオリティなMIXを期待するなら1万円を超えると考えください。
5000円~8000円くらいの人がコスパがいいかもしれません。
ただ注意したいのは、値段が高ければクオリティが高いわけではないということです。
MIX師のポートフォリオ(過去にMIXした動画)を見て、あなたが納得できるクオリティなのかを必ずチェックしましょう。
ココナラでは購入者のレビュー機能があったり、MIX師のポートフォリオを見られたりするので、MIX師を選ぶときに便利です。
無料でMIXを依頼するリスク
歌ってみたのMIXにどうしてもお金が支払えないという場合には、無料でMIXをやってくれる人を探すといいでしょう。
ただ無料でMIXをやってもらう場合には以下のことに注意をした方がいいです。
- クオリティが低いことが多い
- クオリティに関わらず投稿するのが原則
- 対応に問題があるケースもある
クオリティが低いことが多い
無料でMIXをやっている人の多くはMIX初心者でクオリティは低いと思った方がいいです。
まともにMIXができるのであれば、有料で引き受けるのが普通だからです。
MIXをするにも有料ソフトを購入したり機材を購入したりとそれなりにお金がかかります。
お金がかかっている中で無料でやるのは「練習したいから」「実績を作りたいから」などの理由があります。
中にはろくに音楽の経験がない人や遊びで始めてみた人もいるので、クオリティにはあまり期待しない方がいいでしょう。
クオリティに関わらず投稿するのが原則
無料でやってもらう場合、その音源は投稿するのが原則です。
無料でMIXをするのは実績作りという側面もあるので、投稿されないのはMIXにとって大きな不利益になるからです。
MIXをするのにはそれなりに時間と労力がかかるので無料でやらせておいてダメだったら没音源にするなんてことをやるのはかなりイメージが悪いです。
あまりひどいと、晒される恐れがあります。
ネット上で評判が悪くなるのは、歌い手として活動していく上で大きなマイナスになります。
クオリティが低い動画をアップすることもあまりよくないので、正直無料で依頼するのはやめておいた方がいいです。
対応に問題があるケースもある
相手も無料でやっているからという理由で、仕事としての意識が低い人もいます。
例えば、締め切りが遅れたり連絡が途絶えたりするケースがあります。
どうしても投稿したい日付がある、少しでも早く投稿したいという場合には、無料で頼むのは控えた方がいいでしょう。
歌ってみたのMIX依頼するときの渡す音源の注意点
歌ってみた動画のMIXをプロに依頼するときには、音源データの準備が大切です。
MIXのクオリティを上げるため、いくつかの注意点を守ってデータを提供しましょう。
以下に、具体的なポイントをわかりやすく解説します。
音割れしていないかチェックする
音割れは、録音レベルが高すぎて音が歪んでしまう現象です。
音割れがあると、MIXの際に綺麗な音を作るのが難しくなります。
録音した音源を聴いて、耳に痛いような音が入っていないか確認しましょう。
音割れを防ぐには、録音する際の音量を少し低めに設定することがポイントです。
音がかぶっている部分は音源を分ける
ハモリやコーラスがメインの歌声と重なっている部分は、音を分けて録音しておくとMIXがスムーズになります。
たとえば、メインボーカルとハモリを別々のトラックに分けて録音し、それぞれのファイルを用意するといいでしょう。
これにより、MIX担当者が各パートを調整しやすくなり、より立体的でバランスの取れた音に仕上がります。
頭出しをする
頭出しとは、歌が始まる位置を本家と同じタイミングで合わせることを指します。
ボーカルの部分が0秒から始まる音源ではなく、その曲に合わせた位置でボーカルが始まる音源を渡しましょう。
例えば、本家で15秒からボーカルが始まる場合には、あなたのボーカルも15秒から始まる音源にするということです。
すべての音源が曲にピッタリ合ったタイミングから再生されるように調整しましょう。
この準備があると、MIXをする際に無駄な編集の手間が減ります。
エフェクトはすべて外す
音源を録音する際、リバーブ(響き)やディレイ(遅延)などのエフェクトをかけることがありますが、MIXを依頼する音源にはエフェクトをかけないのが基本です。
エフェクトがかかっていると、MIX師がその音源の音質を調整しにくくなり、音がにごったりする原因になります。
エフェクトなしの「ドライ」な状態で音源を提出しましょう。
できればファイルの形式は「WAV・48kHz/24bit」
音質を保つため、ファイル形式はWAV形式が最適です。
MP3形式などの圧縮形式は音質が劣化するため、基本的には使用しません。
ちなみに、WAV形式がいいからと言ってMP3の音源をWAV形式に変換をしないでください。
MP3からWAVに変換をしても音質が良くなるわけではありません。
音源の書き出しでWAVを選ぶようにしましょう。
また、サンプルレートは「48kHz」、ビット数は「24bit」に設定しておくと、より高音質でのMIXが可能になります。
ソフトの関係上、このサンプルレートができない場合には、できる限りの上限値で書き出しをしましょう。
この設定にすることで、微細な音のニュアンスも残すことができるため、プロのMIXエンジニアがより細かい調整を施しやすくなります。
以上のポイントを押さえて音源を準備すれば、MIX担当者がより良い音作りを行うためのサポートができます。
高品質な歌ってみた動画を作るために、音源の準備を丁寧に行いましょう。
歌ってみたのMIX依頼するときのマナー
歌ってみた動画を作るとき、MIXをプロや経験のある人にお願いすることが多いでしょう。
その際には、ただ依頼するだけでなく、相手への配慮や感謝を表すマナーが大切です。
マナーを守ることで、今後も気持ちよく協力してもらえるかもしれません。
ここでは、MIXを依頼するときの具体的なマナーについて説明します。
動画の概要欄に名前を書く
MIXをしてくれた人への感謝の気持ちを表すため、動画の概要欄にその人の名前を記載するのは大事なマナーです。
記載することで、「この作品にはこの人が関わってくれました」という証になるため、MIX担当者の努力を認めることができます。
具体的な書き方としては、以下のようなものがあります。
- 例1:「MIX:〇〇さん(@〇〇)」
- 例2:「Special Thanks to 〇〇さん(MIX担当)」
また、TwitterやYouTubeのアカウント名など、相手が宣伝したい名前やリンクを載せることも配慮になります。
事前に相手に確認し、載せても問題ない名前やリンクを把握しておくとよいでしょう。
投稿が終わったら連絡する
動画の投稿が終わったら、MIX担当者にお礼の連絡をしましょう。
これも、感謝の気持ちを直接伝えるための大事なマナーです。
依頼が終わったからといって「もう連絡は不要」と考えるのではなく「動画が完成しました」と報告することで、MIX担当者も安心できますし、自分の関わった作品が無事に公開されたことを知ることができます。
報告の内容としては、以下のようなメッセージを送るとよいでしょう。
- 例1:「本日、動画を投稿しました。素敵なMIXをありがとうございました!」
- 例2:「〇〇さんのおかげで良い作品に仕上がりました。これからもよろしくお願いします!」
以上が、MIX依頼時に守るべき基本的なマナーです。
気持ちよく作品を作り上げるためにも、このような心遣いを忘れずに持ちましょう。
歌ってみたのMIX依頼のやり方のまとめ
歌ってみたのMIX依頼の流れは以下の通りです。
まず、MIX師に渡す音源(本家音源、カラオケ音源、ボーカル音源など)を準備します。
SNSやココナラなどでMIX師を探し、自己紹介・希望納期・料金を伝え依頼を行います。
依頼時には曲のイメージを具体的に伝え、必要なら修正依頼をします。
料金相場は3000~10000円です。
支払い完了後は、投稿動画にMIX師の名前を記載し、お礼を伝えることがマナーです。