「歌ってみた」を始めたいけど、何から揃えればいいのか悩んでいませんか?
録音やMIXに必要な機材はたくさんありますが、初心者にとって必要最低限のものだけ揃えれば、気軽にスタートできます。
この記事では、歌ってみた機材のおすすめを知りたい人のために、録音に欠かせない機材の基本とおすすめセットを詳しく紹介します。
機材選びのポイントや、コストを抑えて始める方法も解説するので、これを読めばすぐに歌ってみたを始められますよ!
歌ってみたに必要な機材の一覧
歌ってみたに必要な機材は以下のようになっています。
- パソコン
- マイク
- オーディオインターフェース
- マイクケーブル
- マイクスタンド
- ポップガード
- ヘッドホン
- DAW
必要な機材を一通り書きましたが、最初にすべてをそろえる必要はありません。
PCはハイスペックのPCである必要はなく、普段使っているものがあればそれで問題ありません。
ポップガードもなくても、とりあえずは大丈夫です。
歌ってみた用のヘッドホンでなくても、普段使っているイヤホンでも代用できます。
録音ソフト(DAW)も無料のものがあるので、最初のうちは無料のもので大丈夫でしょう。
歌ってみたの必要最低限の機材は以下のようになっています。
- マイク
- オーディオインターフェース
- マイクケーブル
- マイクスタンド
予算を抑えて歌ってみたを始めたいという場合には「マイク・マイクケーブル・マイクスタンド・オーディオインターフェース」の4点を購入する形になります。
特にマイクとオーディオインターフェースは音源の音質に大きな影響を与える部分なので、音楽用のものを揃えた方がいいです。
またマイクケーブルはマイクに付属している場合があります。
歌ってみたで必要な機材1「パソコン」
「歌ってみた」に挑戦するための基本的な機材として、パソコンはとても重要です。
録音だけをする場合、そこまで高性能なパソコンでなくても十分に対応できます。
例えば、インターネットがスムーズに使えるレベルのノートパソコンでも、簡単な録音ソフトを使って歌を録音することが可能です。
しかし、自分で「MIX作業」を行う場合は、ある程度のスペックがあるパソコンの方が快適に作業ができます。
MIXとは、録音した歌声を編集し、音量を調整したり、エフェクトをかけたりして、よりきれいな音にする作業のことです。
この作業には、パソコンがたくさんのデータを扱うため、パソコンの性能が低いと動作が遅くなったり、フリーズしてしまったりする可能性があります。
そこで、「MIX作業もスムーズに行いたい」という人は、以下のスペックを目安にするとよいでしょう。
- CPU:Intel Core i5以上
- メモリ:8GB以上(16GBあるとさらに安心)
- ストレージ:SSD 256GB以上(作業データが増えるため、HDDや外付けドライブがあるとさらに便利)
このように、自分のやりたいことに合わせてパソコンを選ぶことが大切です。
歌を録音するだけならシンプルなパソコンでも十分ですが、本格的に「歌ってみた」を楽しむためには、少し性能が高めのパソコンを用意しておくと安心です。
歌ってみたで必要な機材2「マイク」
「歌ってみた」に挑戦するとき、歌声をしっかりと録音するためには「マイク」が欠かせません。
マイクには主に「ダイナミックマイク」と「コンデンサーマイク」という2種類があり、それぞれ特徴が異なります。
歌の録音には「コンデンサーマイク」が向いています。
まず、「ダイナミックマイク」は頑丈で扱いやすく、ライブやカラオケなどでよく使われるマイクです。
音を拾う範囲が狭いため、騒がしい場所でも自分の声をしっかりと届けられるという利点があります。
ですが、その分、繊細な音や声の細かいニュアンスを拾う力は弱く、録音にはあまり向いていません。
一方、「コンデンサーマイク」はとても繊細で、声の細かな響きや表現力をしっかりと拾うことができます。
例えば、ささやくような声や息遣いも正確に録音できるので、よりリアルな歌声を記録することが可能です。
多くの「歌ってみた」やプロのレコーディングでは、このコンデンサーマイクが使われています。
音を鮮明に録音できるため、自宅での「歌ってみた」でもスタジオのような高音質を目指せます。
コンデンサーマイクを選ぶ際に確認したいポイント
- 指向性:特に「単一指向性」がおすすめです。これは前方の音だけをしっかり拾い、後ろや周りの音を抑えることで、クリアな録音ができます。
- 電源供給:コンデンサーマイクは「ファンタム電源」が必要です。オーディオインターフェースと呼ばれる機材を用意すると、マイクを接続しやすくなります。
- 価格帯:初心者用には1万円以下のものからありますが、少し高めの製品を選ぶと、より高音質な録音が可能です。
このように、「歌ってみた」に最適なコンデンサーマイクを使うことで、歌声の魅力を最大限に引き出すことができます。
低予算の人向けマイク「Marantz MPM-1000」
Marantz Professionalの「MPM-1000」は、低価格ながら高品質なコンデンサーマイクとして、多くの利用者から支持されています。
このマイクは18mmのカプセルを使用し、20Hzから20kHzまでの広い周波数範囲を持つため、クリアで自然な音声の収録が可能です。
単一指向性設計により、正面からの音を重点的に拾い、周囲のノイズを低減するため、録音に最適です。
また、ウインドスクリーンやショックマウント、三脚スタンド、XLRケーブルが付属しており、購入後すぐに使用を開始できます。
音質とコストパフォーマンスの良さから、初心者から中級者にとって理想的な選択肢と言えるでしょう。
高予算の人向けのマイク「audio-technica AT4040」
audio-technicaの「AT4040」は、プロフェッショナルな録音や放送、ステージパフォーマンスに適した高性能コンデンサーマイクです。
80Hzのローカットフィルターや10dBのパッドスイッチを備え、不要なノイズや低音の混入を防ぎます。
ショックマウントが付属しており、振動による音質への影響を軽減し、安定した録音環境を提供します。
ノイズレベルが低く、ダイナミックレンジも広いため、クリアで自然な音声を収録したい方に最適です。
品質の安定した日本製であり、初心者からプロまで幅広く利用可能です。
歌ってみたで必要な機材3「オーディオインターフェース」
「歌ってみた」を高音質で録音するためには、「オーディオインターフェース」という機材がとても重要です。
オーディオインターフェースは、マイクや楽器からの音をパソコンにきれいに送るための「音の変換装置」です。
これがあると、マイクで拾った歌声をパソコンに高音質で録音できるようになります。
普段、パソコンに直接マイクをつなぐと、音質が悪くなったり、ノイズが入ったりすることがありますが、オーディオインターフェースを使うことで、音を鮮明でクリアにすることができます。
特に「コンデンサーマイク」を使う場合、マイクに「ファンタム電源」という特別な電源が必要です。
このファンタム電源を供給できるのも、オーディオインターフェースの役割です。
オーディオインターフェースを選ぶ際のポイント
- 音質の向上:オーディオインターフェースを使うと、録音した歌声がよりリアルでクリアに聞こえます。声の細かな表現を逃さないので、プロのような仕上がりを目指せます。
- 接続方法:多くはUSB接続で、パソコンと簡単に接続できます。初心者にも使いやすいUSBタイプのオーディオインターフェースがおすすめです。
- 価格帯:1万円前後から購入可能で、初心者用の製品でも十分に高音質な録音が可能です。歌ってみたのクオリティを上げたいなら、少し高めの機種も検討するとよいでしょう。
オーディオインターフェースがあると、歌の録音の幅が広がり、より高品質な「歌ってみた」を作ることができます。
歌声の細かい部分までクリアに録音できるので、自分の歌の魅力をしっかりと伝えるために欠かせない機材です。
低予算の人向けオーディオインターフェース「M-Audio M-Track Duo」
M-Audioの「M-Track Duo」は、シンプルで使いやすいUSBオーディオインターフェースで、宅録やライブ配信に最適です。
48kHzの高解像度録音が可能で、XLR/ラインのファントム電源対応コンボ入力が2つ備わっており、マイクや楽器を同時に接続できます。
クリスタルプリアンプを搭載しており、クリアな音質を提供します。
また、ゼロレイテンシーのモニタリング機能もあり、遅延なくリアルタイムでの音声チェックが可能です
低価格ながら高い品質で、初心者から経験者まで幅広く利用できるインターフェースです。
高予算の人向けのオーディオインターフェース「MOTU M2」
MOTUの「M2」は、ESS Sabre 32 Ultra DACを搭載し、120dBの広いダイナミックレンジを実現したUSBオーディオインターフェースです。
クラス最高水準の低レイテンシーで、Windows、Mac、iOSデバイスに対応し、スタジオや録音、ライブ配信、DTM制作に適しています。
また、デュアルXLR/TRSコンボ入力と独立したゲインコントロールを備え、クリアで豊かな音質を提供する2つのクリーンなプリアンプを搭載しています。
付属のDAWソフト「Performer Lite」やAbleton Live Liteも含まれており、購入後すぐに音楽制作を始められます。
歌ってみたで必要な機材4「マイクケーブル」
「歌ってみた」で歌声を録音する際、マイクとオーディオインターフェースをつなぐための「マイクケーブル」も重要な機材の一つです。
音質をしっかり保ちながら、ノイズを抑えて音をパソコンに伝える役割があり、ケーブルの選び方で録音のクオリティに差が出ることもあります。
マイクケーブルの役割 マイクケーブルは、マイクで拾った音をオーディオインターフェースにしっかりと伝える役割を果たします。
このケーブルがしっかりしていないと、雑音が入ったり、音が途切れてしまったりする可能性があるため、録音品質にこだわる場合は良いものを選ぶことが大切です。
おすすめのマイクケーブルの種類
・XLRケーブル
多くのコンデンサーマイクやオーディオインターフェースでは「XLRケーブル」というタイプが一般的に使われます。
このケーブルはノイズを防ぐ設計になっていて、長さがあっても音質が落ちにくいのが特徴です。
・TRSケーブル
一部の機材ではTRSケーブルが使われることもありますが、初心者にはXLRケーブルの方が使いやすく、確実に音質を保てます。
マイクケーブルを選ぶ際のポイント
・長さ
部屋の広さやマイクの設置場所に合わせて、1.5メートルから3メートル程度の長さを選ぶと便利です。
短すぎると動きにくくなり、長すぎるとケーブルが絡まりやすくなるため、ちょうどよい長さを選びましょう。
・シールド効果
良質なケーブルにはシールドがしっかりしているものが多く、これがノイズを防いでくれます。
えば、スタジオ仕様の「カナレ」や「モガミ」などのブランドは、高いシールド性能を持ち、録音時に雑音を防ぐ効果が高いです。
・価格帯
一般的には1,000円から3,000円程度のものでも初心者には十分です。
ただし、長く使いたい場合や音質にこだわる場合は、もう少し高めの製品を選ぶのもよいでしょう。
例えば、コンデンサーマイクにオーディオインターフェースを組み合わせて録音する場合、XLRケーブルがあると、よりクリアな音質を保ったまま録音することができます。
このように、マイクケーブルはシンプルな道具ですが、歌声を良い状態で録音するためにとても重要な役割を果たします。
コスパが良いおすすめマイクケーブル「Audio Technica ATL458A/3.0」
Audio-Technicaの「ATL458A/3.0」は、3メートルの長さを持つXLR接続のマイクケーブルです。
マイクからミキサーやアンプへの接続を堅実にサポートし、RoHS指令に適合した日本製の高品質ケーブルです。
頑丈なXLR端子(オス-メス)を備え、長期間使用しても安定した音質を提供します。
特にクリアな音声伝送が求められるレコーディングや配信に最適です。
信頼性のある接続とノイズの少なさから、多くのユーザーに選ばれている定番商品です。
歌ってみたで必要な機材5「マイクスタンド」
「歌ってみた」を録音する際、安定して歌声を録音するために「マイクスタンド」も重要な機材です。
マイクをしっかりと固定してくれるので、手で持たずに歌え、録音中に余計な雑音が入らないようにサポートしてくれます。
マイクスタンドがあると、姿勢や声の出し方に集中でき、より良い録音が可能です。
マイクスタンドを使うメリット
・安定した音質
手でマイクを持つと動きが出てしまい、声が不安定に聞こえやすくなります。
マイクスタンドにセットすることで、一定の位置で声を拾えるため、クリアで安定した録音ができます。
・姿勢を整えやすい
歌う際にベストな姿勢を保ちやすく、腹式呼吸を使ってしっかりと声を出せます。
マイクスタンドがあると、歌声も自然に聞こえやすくなります。
マイクスタンドを選ぶときのポイント
・安定感
録音中にマイクが倒れたり動いたりしないよう、しっかりとした安定感があるものを選ぶのが良いです。
特にブームスタンドは脚が広がるものを選ぶと、マイクがしっかり固定できます。
・高さ調整
自分が歌いやすい姿勢で使えるよう、調整できるスタンドを選びましょう。
特に立って歌う場合、十分な高さがあるフロアスタンドがおすすめです。
・使いやすさ
自宅でのスペースや普段の歌い方に合わせて、持ち運びや収納が簡単なものを選ぶと便利です。
たとえば、コンデンサーマイクをブームスタンドに取り付けて高さや角度を調整すれば、自分にとって最も歌いやすい姿勢で録音できます。
マイクスタンドは録音のサポートをしながら、歌声を安定して届けるために欠かせないアイテムです。
コスパが良いおすすめマイクスタンド「CAHAYA CY0239」
CAHAYAの「CY0239」は、使い勝手の良い2Way仕様のマイクスタンドで、ブームとストレートの両方の設置が可能です。
高さは最大218cmまで調整でき、360°の角度調整ができるため、ボーカルの録音だけでなく演奏などにも活用できます。
本体は高品質のスチール材とナイロン材でできており、耐久性に優れつつも1.5kgと軽量です。
2つのマイククリップが標準装備されており、柔軟な使い分けができるため、さまざまな使用シーンに対応します。
歌ってみたで必要な機材6「ポップガード」
「歌ってみた」をきれいな音で録音するために、ポップガードという機材もとても役に立ちます。
ポップガードは、マイクと自分の間に置くフィルターのようなもので、歌声を録音する際に発生しやすい「ポップノイズ」を抑えるために使います。
ポップノイズとは、「パ行」や「バ行」の発音時に発生しやすい「ボフッ」という風の音で、マイクに近いと特に強調され、録音の音質が悪くなってしまいます。
ポップガードのメリット
・ノイズ軽減
特に「パ行」や「バ行」など、息が強くマイクに当たる音を抑えることで、聞きやすい録音ができます。
これにより、プロが使用するようなクリアな音質を目指せます。
・マイクを保護
ポップガードが息を受け止めてくれるため、マイクに余計な湿気が入り込まず、マイクを長持ちさせる効果もあります。
ポップガードを選ぶ際のポイント
・サイズ
自分のマイクに合うサイズかどうか確認しましょう。
ほとんどのコンデンサーマイクと相性の良い標準的なサイズが市販されていますが、サイズの確認は重要です。
・取り付けやすさ
ポップガードにはマイクスタンドにクリップで簡単に取り付けられるものが多くあります。
調整しやすいものを選ぶと、自分の口元に合わせやすく、快適に録音できます。
・価格帯
ポップガードは比較的安価で、1,000円から2,000円程度で購入できるものが多いです。
初心者向けにも手が届きやすく、コストパフォーマンスも高いアイテムです。
例えば、ポップガードを使って歌うと、発音時の風音がマイクに入らず、クリアでプロっぽい録音ができます。
ポップガードはシンプルな機材ですが、録音の仕上がりを大きく向上させるため、「歌ってみた」を楽しむ際にはとてもおすすめのアイテムです。
コスパが良いおすすめポップガード「GRANPRO ポップガード」
GRANPROの「ポップガード」は、録音や配信におけるポップノイズを軽減するための高性能マイクアクセサリーです。
このポップガードは280度のU字型デザインを採用しており、ノイズの侵入を効率的に防ぎながら、視界を遮らないコンパクトな構造が特徴です。
また、洗えるASB樹脂素材を使用しており、長期間清潔に保てます。
多くのマイクに対応し、簡単に装着できるため、配信初心者からプロまで幅広く利用できます。
安価ながら高いノイズ除去効果があり、コストパフォーマンスも優れているため、クリアな音質を求める方におすすめのアイテムです。
歌ってみたで必要な機材7「ヘッドホン(イヤホン)」
「歌ってみた」を録音する際に欠かせないのが「ヘッドホン」や「イヤホン」です。
自分の歌声を聴きながら歌うことで、リズムやピッチを正確に合わせやすくなります。
特に、自分で録音した音を後で「MIX」する場合には、「モニターヘッドホン」という種類のヘッドホンを使うと良いです。
モニターヘッドホンは音を忠実に再現するため、録音した声や音楽の細かい部分までしっかり聴き取れます。
モニターヘッドホンが必要な理由
・MIX作業の精度向上
モニターヘッドホンは音をクリアに再現してくれるので、音のバランスや声の細かい表現を確認しやすくなります。
音質にこだわる場合、MIX後の音源をチェックするときにもモニターヘッドホンを使うことで、仕上がりが一段と良くなります。
・プロと同じ環境を再現
プロのレコーディングでもモニターヘッドホンはよく使われており、本格的な「歌ってみた」を目指すならおすすめのアイテムです。
録音するだけなら普段のイヤホンでもOK
録音だけをする場合は、普段使っているイヤホンやヘッドホンでも大丈夫です。
ただし、いくつかの注意点があります。
・音漏れを防ぐ
普通のイヤホンやヘッドホンで音漏れがあると、録音中にマイクがその音を拾ってしまい、二重に聞こえるなど録音のクオリティに影響が出てしまいます。
そのため、遮音性が高い密閉型のヘッドホンやカナル型イヤホンを選ぶと良いでしょう。
・安定した音質
MIXの予定がない場合でも、できるだけ音を安定して聞けるヘッドホンやイヤホンを使うことで、より精度の高い録音ができます。
ヘッドホンやイヤホン選びのポイント
・モニターヘッドホン
音質にこだわるなら、SONYの「MDRシリーズ」や「Audio-Technica」などのモニターヘッドホンがおすすめです。価格は5,000円~10,000円程度からあります。
・遮音性
録音時にマイクが不要な音を拾わないよう、耳をしっかり覆う密閉型のヘッドホンを選びましょう。
・音の再現性
高音から低音までバランスよく再現できるヘッドホンを選ぶことで、音楽と声のバランスが取りやすくなります。
「歌ってみた」を始めるにあたって、ヘッドホンやイヤホンはシンプルながらも録音をサポートしてくれる大事な機材です。
特にMIX作業も視野に入れるならモニターヘッドホンを揃えると、より満足度の高い仕上がりに近づけます。
低予算の人向けヘッドホン「Audio Technica ATH-M20x」
Audio-Technicaの「ATH-M20x」は、プロフェッショナルな音質を提供するエントリーモデルのモニターヘッドホンです。
新開発の40mmドライバーにより、フラットで広い帯域の音を再生し、スタジオでの録音やミキシングに適しています。
また、遮音性を高めた楕円形のイヤカップと耐久性のあるイヤパッドを採用しているため、長時間の使用でも快適に装着できます。
さらに、取り回しやすい片出しコードは絡みにくく、安定した作業環境を保てる設計です。
プロ仕様の品質を手頃な価格で得られるため、音楽制作や練習用におすすめのモデルです。
高予算の人向けヘッドホン「SONY MDR-CD900ST」
SONYの「MDR-CD900ST」は、プロフェッショナルなモニターヘッドホンとして広く評価されています。
密閉型のダイナミック構造で、音の輪郭を明確に捉え、クリアでフラットな音質を提供します。
再生周波数帯域は5Hzから30,000Hzと広く、低音から高音まで正確なモニタリングが可能です。
特にレコーディングスタジオや放送局での使用を想定して設計されており、耐久性も高く、長時間の使用にも適しています。
このヘッドホンは、楽器や音楽の微細なニュアンスを聞き分けたいミュージシャンやエンジニアにとって最適な選択肢です。
歌ってみたで必要な機材8「DAW」
「歌ってみた」を録音する際に欠かせないソフトが「DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)」です。
DAWは、音声を録音したり、編集したり、エフェクトを加えたりできるソフトウェアで、「歌ってみた」では録音からMIXまで幅広く使われます。
基本的な録音だけであれば、無料のDAWでも十分に対応できるため、初めての人は無料のものから始めてみると良いでしょう。
・有料DAWを使うべきケース
無料のDAWでも録音や基本的な編集は可能ですが、さらに高度な編集やプロ並みの仕上がりを目指したい場合、有料DAWに切り替えると良いでしょう。
有料DAWには「Cubase(キューベース)」「Logic Pro(ロジックプロ)」「Ableton Live(エイブルトン・ライブ)」などがあり、エフェクトや編集機能が充実しているため、自由度が高くなります。
DAWは「歌ってみた」をする上での音作りの中心となるツールです。
無料のものから始めてみて、慣れてきたら自分のスタイルに合ったDAWを見つけると、より満足のいく音作りができるようになります。
歌ってみたに必要な機材まとめ
「歌ってみた」を始める際の初心者向け機材セットとして、以下が必要です。
- パソコン:録音やMIXをするための基本機材。録音のみなら一般的なパソコンでOK。
- マイク:コンデンサーマイクが録音に最適。
- オーディオインターフェース:音を高品質に保ちながらパソコンへ送る。
- マイクケーブル:ノイズを抑えた安定した音を届ける。
- マイクスタンド:歌いやすい姿勢で録音するためのサポート。
- ポップガード:息によるノイズを防ぎ、クリアな録音が可能。
- ヘッドホン(イヤホン):遮音性の高いものが便利で、MIXにはモニターヘッドホンが最適。
- DAWソフト:無料のもので録音や簡単な編集ができる。
このセットで「歌ってみた」を気軽に始めることができます。